

『囚人ディリ』『ヴィクラム』のローケーシュ・カナガラージ監督が、『マスター 先生が来る!』に続き、再びヴィジャイとダッグを組んだ大ヒットクライム・アクション『レオ:ブラッディ・スウィート』(原題:LEO/配給:SPACEBOX)の6月20日からの公開を記念して、本作の特別先行上映会が決定しました。
『レオ:ブラッディ・スウィート』の特別先行上映会は、6月7日(土)に、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザにて行われます。上映後には、本作の日本語字幕監修をされたインド文化研究家・小尾淳様によるトークショーも実施します。
また、同日SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザにて、『カッティ 刃物と水道管』『サルカール 1票の革命』で知られる、A・R・ムルガダース監督とヴィジャイが最初にタッグを組んだ『拳銃/兵士の休暇』(原題:Thuppakki/2012年)日本語字幕版も上映します。
『拳銃/兵士の休暇』は、公開年、タミル語作品のトップヒットとなり多くの映画賞を受賞した、2010年代のヴィジャイの代表作品ともいえる1作。ヴィジャイの俳優キャリアの中で最高傑作とされている『レオ:ブラッディ・スウィート』と、10年代の代表作『拳銃:兵士の休暇』を比較して鑑賞できる貴重な機会となります。
◎『レオ:ブラッディ・スウィート』特別先行上映会& 『拳銃/兵士の休暇』特別上映会 概要
会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ(埼玉県川口市上青木3-12-63)
アクセス https://www.skipcity.jp/visit/access/
日時:2025年6月7日(土) 12:00受付開始
『レオ:ブラッディ・スウィート』 13:00開映 15:41終映 (本編:161分)
15:55トークショー ゲスト:小尾淳様 16:25 終演 ※終演後入れ替え
『拳銃/兵士の休暇』 16:55開映 19:45終映 (本編:170分)
チケット販売開始:5月29日(木)正午12時
チケット代金: 『レオ:ブラッディ・スウィート』 2,500円(税込/特別料金、均一)
『拳銃/兵士の休暇』 2,000円(税込/均一)
チケット販売リンク:SPACEBOXオンライン・チケットブッキング
https://spacebox.seat-reserve.jp/reserve/1/event/index.html
◇『レオ:ブラッディ・スウィート』 作品概要
【ストーリー】
インド北部、ヒマーチャル・プラデーシュ州シムラーに近いテオグの町。カフェを経営し、動物保護活動家でもあるタミル人のパールティバンは、妻と2人の子供とともに平穏な暮らしを営んでいた。しかしある時、シャンムガムが率いる凶悪な強盗団が一帯を荒らしまわり、夜にパールティバンのカフェに侵入する。レジの現金を渡してその場を収めようとするパールティバンだったが、女性スタッフと彼自身の娘に危害が及びそうになり、反撃に出る。驚くべき身体能力で5人の敵をあまりにも手際よく仕留めた彼に、周囲の人々は唖然とする。事件が大きく報道されると、彼を標的として複数の闇の勢力が動き始める。その中には彼を“レオ”と呼んでつけ狙う謎の男たちもいた。“レオ”とはいったい何者なのか?
監督:ローケーシュ・カナガラージ 脚本:ローケーシュ・カナガラージ、ラトナ・クマール、ディーラジ・ヴァイディ 撮影:マノージ・パラマハムサー 音楽:アニルド 編集:フィローミン・ラージ 製作会社:セブンスクリーン・スタジオ
出演:ヴィジャイ、トリシャー・クリシュナン、サンジャイ・ダット、アルジュン・サルジャー
原題:LEO/2023年/タミル語/R15+/161分
c Seven Screen Studio 配給:SPACEBOX
6 月 20 日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開
『レオ:ブラッディ・スウィート』公式サイト https://spaceboxjapan.jp/leo/
予告編 https://youtu.be/LWVNRb8M9Z4
◇『拳銃/兵士の休暇』 作品概要
【ストーリー】
ムンバイ在住のタミル人で、軍人としてカシミールで勤務しているジャガディーシュ(ヴィジャイ)は、帰省中にバスを狙った爆弾テロに遭遇する。独自に調査を進めた彼は、より大規模な同時多発テロ計画の糸口をつかむ。同僚たちと共にテロを未然に防ごうとする彼と敵の司令官との間での息詰まる策略の応酬が繰り広げられる。
監督:A・R・ムルガダース(『サルカール 1票の革命』『カッティ 刃物と水道管』『ダルバール 復讐人』) 音楽:ハリス・ジャヤラージ
出演:ヴィジャイ、カージャル・アグルワール(『ジッラ 修羅のシマ』『マジック』)、ジャヤラーム(『PS1黄金の河』『PS2大いなる船出』)、ヴィドゥユト・ジャームワール(『ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル』)
原題:Thuppakki/2012年/インド/タミル語/170分/映倫区分PG12相当 配給:SPACEBOX
◇『レオ:ブラッディ・スウィ―ト』トークショーゲスト
小尾 淳 様 プロフィール
インド文化研究家/大東文化大学 国際関係学部 准教授
インド舞踊の実践者として活動後、南インドでの3年間の音楽留学を経て、大東文化大学大学院アジア地域研究科で博士号取得。主に南インドタミル地方をフィールドとし、現地の芸能や文芸と社会関係に着目して研究を続けている。著書に『近現代南インドのバラモンと賛歌』(青弓社、2020年)。大東文化大学国際関係学部で「アジアの舞踊と身体文化」「宗教文化論」の講義等を担当。タミル語講座やタミル語映画の日本語字幕監修も手がける。
ローケーシュ・カナガラージ監督が手掛けた麻薬ギャングとの戦いを描く“ローケーシュ・シネマティック・ユニヴァース”(LCU)3作品、『囚人ディリ』(2019)、『ヴィクラム』(2022)、本作『レオ:ブラッディ・スウィ―ト』の監修を担当された。